家族とのきょり
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2009/06/01
- メディア: 文庫
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小川洋子
子供目線で進む話。
内容はスレた感じでもなく素直にかわいいお話。
大人向けの童話的なイメージかな?魔法がでてきたりするわけではないけど。
関西弁が懐かしい。文章も読みやすいし。
こういうタイプの話は子供より大人のが好きそうな気がします。
私の中ではポーの話(いしいしんじ)みたいなポジション。
大人が子供の頃の気持ちを思い出すイメージです。
最後の家族との距離のとり方も書かれてなくてもきっと色んな事があるはず、と実家離れた自分の事も合わせて考えました。
家族は大事にしたいけど親の元気なうちは好きな事させてもらおう。